DeepSeek・GPU・センター試験問題を読み解く

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いつものPodcastエピソード27。竹内(@rikson_en)といろいろ面白い話をしました。前半は中国の新AI「DeepSeek」やNVIDIA株の話。後半はなぜか「2025年のセンター試験」向けみたいな情報科の問題をおさらいするという、盛りだくさんな内容です。今回はその会話を振り返りながら、僕目線でポイントをまとめてみます!

Part 1: DeepSeek と NVIDIA の話題

DeepSeek って何?

  • 中国発の大規模言語モデル(LLM)
    最近リリースされて、「性能が高いのにコスト安」「しかもオープンソース」という噂で注目を集めているらしい。
  • オープンソース公開
    GitHubで公開されているみたいで、セルフホスティングも可能。ただし自前でGPUを用意するとお金かかるので、普通はホスティングサービスかAPIのほうが楽でしょうね。

なぜ NVIDIA 株が下がる?

  • CUDA を使わずに作ったという噂
    「NVIDIAのGPUを使っているのにCUDAを使わない」だとか、本当かどうか不明な話が出回り、NVIDIAの独占が崩れるかも…と株が売られたかもしれない。
  • 古めのGPUでも OK ?
    中国の輸出規制で最新GPUが入らなくても、1世代古いGPUをかき集めて高性能モデルを作れた、という情報も。高価なGPUが売れなくなるかもという見方がある。
  • 実は利確売り?
    もともとNVIDIAの株価はめちゃ上がっていて、含み益を持っている投資家が多い。ネガティブニュースが出たタイミングで「ここだ!」と売った可能性も。

株を買うか買わないか

  • 竹内は下がったところで購入
    「まだ伸びる」と考えてるらしく、さくっと買ったそうです。僕は「前に買おうと思ったら高すぎてタイミング逃した」派なので、今のところノータッチ。
  • 専門家もいろいろ
    「もっと上がる」「いや割高だ」など見方は様々。投資は自己責任で…。

Part 2: 情報科のセンター試験(?)問題

ここから突如、竹内が「2025年の情報系のセンター試験」みたいな話を振ってきました。僕も以前IT系の会社で働いていたので一緒に考えたんですけど、結構おもしろかったのでざっくり紹介します。

(1) デジタル署名の役割

Q: デジタル署名で確認できるのは?
A: 「改ざんされていないか」
送信者本人の証明だけでなく、データが途中で書き換えられていないかがわかります。

(2) IPv6 と 128ビット

Q: 128ビットのIPアドレスを使うようになった最大の理由は?
A: インターネット接続機器の増加(IPv4の枯渇対策)。
「有線/無線対応のため」「大容量データに対応」とはまた別です。

(3) パスワード

Q: 安全なパスワードはどれ?
A: 「英字・数字・記号を混在させる」複雑なもの一択。
使い回しや初期パスワード放置はアウト。

(4) 写真の権利

  • 無断でSNSに上げる → 友人の 肖像権 を侵害するリスク
  • 友人が撮った写真を勝手に使う → 友人の 著作権 を侵害するリスク
    撮影者と被写体、それぞれ別の権利が存在するわけですね。

(5) フルーツ移し替え問題

箱A, B, C にリンゴとミカンを3回で入れ替え…みたいなやつ。変数の値入れ替えのイメージみたいですが、パッと聞くと混乱しますね。

(6) 音声データ量計算ミスと「お詫びと訂正」

  • 問題: サンプリング周波数 44,100Hz、16bit量子化、モノラル1分録音のデータ量は?
  • 正解: 約5.292MB
    • 1秒あたり 44,100サンプル × 16bit = 44,100×16 [bit]
    • bit → byte (8で割る) → 秒数分(60) → MB換算(÷1000÷1000) すると約5.292MB。

計算ミスのポイント

  • 16bitをそのまま「2byte」として扱えばいいのに、「2の16乗 = 65536」だと勘違いするとデータ量がものすごく跳ね上がる。
  • これは番組中でも盛大にミスして、後からお詫びが入ってました。

まとめ

こんな感じで、筋トレに行く途中の車内で僕と竹内が盛り上がった内容をまとめると:

  1. DeepSeek が本当に“CUDA不要”なのかは不明
    • 噂だけで株価が動くこともあるので、市場の反応って怖いですね。
  2. NVIDIA株は高値なので上下しやすい
    • 僕は様子見していますが、竹内は下落時に買ったそうです。
  3. 情報科の試験問題は基礎が大事
    • デジタル署名、IPv6、著作権・肖像権、そしてビットとバイトの区別など。
    • 特に音声や画像のサイズ計算は「bit」と「段階数」を取り違えると事故ります。

話の途中で投資や試験問題に飛んだり、僕自身「何の話してんだろう?」ってなりましたが、振り返ると意外と面白かったですね。これからも、ジムの道中で竹内が持ってくるネタに振り回されながら学んでいきたいと思います。

それでは、最後まで読んでくださってありがとうございました!何かの参考になれば幸いです。 今後もテック系や投資の話題をゆるっと共有していきますので、どうぞお付き合いください。