昨今、バターコーヒーなるものをよく聞くようになりましたが、健康に良いとかダイエットによいとか。
さて、バターコーヒーとはいったどのようなものなのでしょうか。
バターコーヒーとは
コーヒーにバターを入れたコーヒーのことです。そのままですね(笑)。
これだけでは味気ないので、もう少し説明をすると、質の良いバターを入れたコーヒーのことです。
なぜバターをコーヒーに入れるのが良いのか
バターを入れる意図は何なのかということですが、これは非常にシンプルです。
腹持ちをよくするためと良質な脂質を摂取するためですね。バターを入れると一杯のコーヒーでも腹持ちがよくなり、食事の置き換えになります。
朝食をこの一杯のコーヒーのみにして、朝食を取らず、1日のトータルカロリーを減らしてダイエット効果を目指してる人もいるとかいないとか。
また、質の良い脂質を含むバターをチョイスすることで、身体に良い脂質を摂取することができるようになります。
どのようなバターよいのか
では、どのようなバターが良いのかというと、「グラスフェッドバター」と言われているバターが良いとされています。
「grass」草を餌として育った牛のバターですね。一般的な牛の餌は穀物らしいのですが、この牛の餌は草で、草で育った牛の方が健康体になるそうです。
このバターの脂質にはオメガ3脂肪酸と共役リノール酸が含まれいます。
オメガ3脂肪酸はDHAやEPAになり、以下の効果があります。(サプリメントにもなってますね。)
血圧を下げる
血中の中世脂肪を減らす
血栓ができるのを防ぐ
アレルギーや炎症疾患を抑える
記憶力・学習能力を高める
ガンの発生・増殖を抑える
精神を安定させる
認知症を予防する
また、共役リノール酸は、脂肪燃焼効果があります。
こちらもサプリメントになってますね。
非常に優秀はグラスフェッドバターですが、はっきりいって高価です。
躊躇してしまう方はバターの代わりにココナッツオイル等の良質はオイル使いましょう。
ダイエット効果は?
グラスフェッドバターには共役リノール酸(CLA)が含まれており、この脂質は脂肪燃焼効果があります。
また、コーヒーに入ってるカフェインも脂肪燃焼効果があるため、バターコーヒーはダイエットに効果があると言われてるんですね。
CLAとカフェインでダブル効果となりますが、体感できるかどうは個人差があるようです。
私はCLAのサプリを2か月ぐらい摂取してたことがあるんですが、私にはあまり効果がありませんでした。
また、バターコーヒーを食事の代わりにし1日の消費カロリーを減らすといったダイエットはあまりお勧めしません。
バターコーヒー1杯のタンパク質はバター分のほんの少しだけで、1gも満たないものとなっており、適切なタンパク質の量を摂取できなくなる可能性が高く、結果的に筋肉量が減るかもしれないからです。
おわりに
ミルクや砂糖の代わりに、グラスフェッドバターを使ってコーヒーを楽しむのもよいですが、あくまでもし嗜好品としてかなと思います。朝食の代わりにすると栄養素のバランスが崩れそうです。確かにバターコーヒーには脂肪燃焼効果があるようですが、それもサプリ程度のものだと思われますので、あまりダイエット効果に期待しすぎないようにしましょう。