Podcast配信計画

Podcast配信計画

友人の竹内さん(@rikson_en) が「移動中って生産性が極めて低い」という持論を突然語り始めました。確かに、車での移動中はハンドル操作に集中しなければならず、PC作業や細かい調べものはできません。一方で、音楽やラジオを聴くことはできるし、対面の相手がいればおしゃべりもできる。そんな状況を見て、彼は思いついたんです。

「じゃあ、その会話を録音してPodcastとして配信したらどうだろう?」と。

正直、最初は「え、いきなりPodcast? しかも移動中?」と驚きました。でもよく考えると、移動中は車内という密室空間で気兼ねなく喋れるし、編集を最低限に抑えればコストも時間もかからない。竹内さんは「YouTubeだと映像の単調さが気になるけど、Podcastなら音声だけでOKだし楽なんだよね」と言います。それは確かに一理あります。

日本でのPodcast事情と我々の狙い

日本ではまだPodcast文化がそこまで根付いていない印象があります。僕自身、好きなクリエイターや専門家のPodcastなら聴くことがあるけれど、日常的にPodcastを漁るほどではない。一方で、海外では通勤時や作業中にPodcastを楽しむ人も多く、一定のニーズがあるようです。

竹内さんは「テック系インフルエンサーになりたい!」などと冗談交じりに言っていましたが、僕らは元々IT業界に関わっていた仲間。ガジェットや新技術の話題には事欠きません。テック関連の話を、移動中の雑談ベースで気軽に配信する…ちょっとしたニッチ狙いですが、面白そうですよね。

最近はYouTubeで著名な人もPodcastに参入しています。僕らが話題にした伊藤穰一さんや武田邦彦さんも、映像だけでなく音声プラットフォームを使っているようです。とはいえ、「映像ありき」のYouTubeと異なり、音声コンテンツは耳だけ傾けていれば良いという手軽さがあります。車内で録音し、そのままポンと流すことを考えると、このシンプルさは魅力的です。

何を話す?テックからベストバイまで

「テック系インフルエンサー」を目指すと言っても、毎回難しい技術の話ばかりするのは大変です。そこで「ベストバイ」的な、最近買って良かったガジェット紹介なども話題にしようというアイデアが出ました。新しいスマホやスマートスピーカー、ワイヤレスイヤホン、PC周辺機器など、僕らの興味は尽きません。ネタ切れしそうな時は、そんな軽めのテーマで息抜きしながら続けていければ良いなあと考えています。

また、竹内さんは過去にバーチャルアイドルグループを立ち上げてみようとするなど、ちょっとユニークな企画志向の持ち主。今回はその経験を踏まえ、よりシンプルで実行しやすいPodcastからスタートすることにしたわけです。録ったらすぐ配信、細かい編集は最小限で、気軽に出していく。それが今回のコンセプトです。

まとめ:始めるハードルを下げてみる

この企画がうまくいくかはわかりません。でも、特別な撮影スタジオも編集スキルもなくても、とにかく「やってみる」ことに意義があると思っています。もし僕らがテック系トークで面白い話を届けられたなら、同じような興味を持つ誰かにとって価値あるコンテンツになるはず。

近々、次回の収録を試してみる予定です。もしかすると、「移動中の雑談Podcast」という新しいスタイルが、僕らなりの小さなメディア発信として育っていくかもしれません。興味があれば、ぜひ今後の動向をチェックしてみてくださいね。