不眠症フレンズの健康話

僕はここ数年、不眠症の気があって睡眠薬を使っている。 正直なところ、薬自体飲みたくないところだが、まったく飲まないと眠れない夜が続くこともあり、難しいところだ。

一方、竹内(@rikson_en)も同じ「デエビゴ」を最近処方されて、 飲み始めてすぐ喉が痛くなり風邪かと勘違いしたそうだが、実際の原因はいびきをかくことで喉に負担がかかったことだったらしい。

睡眠薬を飲むと筋肉が弛んでいびきが起きやすくなることもあるようで、寝付きが良くなる反面、思わぬ副作用を感じる人もいるのだと改めて知った。

僕の場合も、同じ薬を最初に飲んだ頃は何度も夜中に目が覚めたり、逆に朝起きた時にぼんやりとしたりと、睡眠の質が悪化した印象があった。 ところが、しばらく使ううちに多少は慣れてきて、寝付きをサポートしてくれるありがたみを感じるようにもなった。 ただ、アルコールとの併用は翌日にダメージが残ることがあるため、僕はなるべく避けるようにしている。

一方で竹内は、眠れない時だけ薬を飲む方向に切り替え、安易に毎日服用しないようにしてみたという。 睡眠薬の使い方は人それぞれだが、こうした柔軟な対応も一つの方法だろう。

睡眠の悩みがある中でも、僕はコーヒーを手放せない。十八時間ダイエット(リーンゲインズダイエット)をここ7年ほど実践し、 朝はほとんど何も食べない生活だが、コーヒーだけは続けている。

竹内もコーヒー好きだが、今度ホワイトニングを受けるため、直後のコーヒー摂取を控えなければならないと嘆いていた。 日常的な習慣が制限されるのはつらいが、カフェインが眠りを妨げたり歯に着色したりするリスクも無視できない。

それでも、おいしいコーヒーで気持ちがシャキッとする感覚は簡単に捨てられないから、人によってはコーヒーを控えるのがストレスになることもある。 僕も含め、トレーニング前にカフェインを摂るとパフォーマンスが上がると感じる人が少なくないのも事実だ。

結局のところ、睡眠薬もコーヒーも、自分に合った使い方を見つけるしかない。 眠れなくて困るなら薬の助けを借りるのも一つの手だが、竹内のように必要な時だけにする方法もある。

十八時間ダイエットや食事制限も同様で、合わない人が続ければストレスが増してかえって不調になるかもしれない。

健康や生活習慣の正解は一つじゃないし、僕にとっての「最適解」も、これから変わっていくに違いない。
だからこそ、気になる方法は試しながら身体の声を聞いて調整していくのが大事だと思う。

今は僕も薬に頼りきりではあるけれど、いつかは減らしても不安なく眠れる日々を目指したい。 自分の暮らしに合うペースを見つけるために、こうして試行錯誤を繰り返すのは、ある意味楽しくもあるのだから。