年が明けて間もない頃、久しぶりにポッドキャストの収録で竹内(@rikson_en)と再会した。 彼は年末年始を奥さんの実家があるフィリピンで過ごしたという。 目玉となるはずだったボラカイビーチでのドローン撮影は、地元自治体の年末年始休暇で許可が下りず断念を余儀なくされたものの、 代わりにタリサイのレチョンフードパーク近くのララワンビーチや、セブ島の展望施設「トップス」での撮影に成功したとのこと。
特に印象的だったのは、フィリピンでの家族との交流についての話だ。 竹内は2年間のフィリピン在住経験があるにもかかわらず、奥さんの家族から「パスポートは奥さんに預けなさい」「外出時は財布や携帯に気をつけて」など、過保護とも言える扱いを受けたという。 大人として尊重されないことへのフラストレーションが溜まり、日本への帰国後は「人生が戻ってきた」と感じたそうだ。
そんな彼が新年から新たな挑戦を計画している。フィリピンや台湾への旅行で貯金が減少傾向にあることから、PHPを使用したバックエンド開発の副業を始めるというのだ。 現在の給与の1.5倍ほどの時給を見込んでいるが、自由時間との兼ね合いが課題となりそうだ。 また、年末年始の体調不良についても話が及んだ。1週間ほど続く腹痛と下痢の症状に対し、プロバイオティクスのサプリメントで腸内環境の改善を試みているという。 下痢止めを使用せず、自然な回復を待つという選択は、医学的な知識に基づいた判断だと感心させられた。
話題は尽きることなく、登山家のドローン撮影技術や、昔の友人との付き合い方にまで広がった。 特に印象的だったのは、長年の友人との会話が同じような話題の繰り返しになり、次第に疎遠になっていく寂しさを語る場面だ。 時代とともに人間関係も変化していくことを実感させられる話だった。
結局、この日の収録は私たちの日常的な会話の一コマに過ぎなかったが、新年を迎えての変化や挑戦、そして人との繋がりについて考えさせられる、意味深い時間となった。